- コロナで当たり前が当たり前でなくなった
- このことは一体何を意味するのか
- エイブラハム動画で学び直し
- 英語の動画でエイブラハムを聴く
- 「エイブラハム、ついにパンデミックの意味を語る」2020年3月
- 人生の目的とは「波動の解釈」」by エイブラハム
コロナで当たり前が当たり前でなくなった
環境活動家のグレタさんは満足しているだろうか。世界的なパンデミックの影響で、社会全体が機能不全に陥った。
大規模な工場の操業停止、鉄道が止まり、国際線旅客機が空を飛ばなくなった今、排気ガスや温室効果ガス排出量が減少傾向にあるという。
世界の主要大都市では大気汚染問題が解消され、インドのニューデリーなど、かつてありえないほど澄み切った青空を拝めるようになったらしい。
「怪我の功名」とか、これでいいのかは別にして、今この世の中で起きているのことを表すのに、ぴったりな表現がまさに「天地がひっくり返る」だと思う。
グレタさんにしても、地球のために願ったことがここまで極端な結果となったとは思っていなかったはずだ。
あれ以来、すべてのことにおいて、「当たり前」が「当たり前であること」に、終止符を打った。
このことは一体何を意味するのか
コロナの影響で自分もご多分にもれず、家にいる。当面する仕事がなくなった、といよりもこれを機会に休みをとっていると言ったところだが、逆にある意味良かったと感じている。ここ数年を振り返ってみると忙しさにかまけて、つい目先のことに気をとられる日が続いていた。
今、自分が感じていることが次の現実を生む。いわば自分のそれは「惰性が惰性を生む」ような日々を送っていたことになり、基本のレールから幾分外れそうになっていた。これでは今享受していること以上、何も得ることができないし、「気づき」が一向に進まず、共同創造に貢献する資格などないことに気づいた。
こんな時だからこそ原点に立ち還り、今一度「引き寄せの法則」の学び直しが必要だと思った。一通り、引き寄せ本を熟読したつもりでも、なかなかオンの状態ではいられないのが悲しい。それでも教えを請うた時、いつもエイブラハムの言葉は、優しく寄り添ってくれる。
エイブラハム動画で学び直し
時間がたっぷりあるので、エイブラハム&ヒックス夫妻によるユーチューブ動画を見始めた。いつか現地アメリカで「引き寄せの法則」セミナーに、実際足を運んで傾聴したいという願望をうっすら持っていた。
ありがたいことに家にいながら、エイブラハムの珠玉の名言集を聴くことができる。インターネットの時代と、彼らの活動には、ひたすら感謝するばかりだ。
エスターを通じてエイブラハムが教示してくれる内容と、そこから感じ取れる温かな波動は、端末という冷たい箱を通してでも、こちらに伝わるような気がして、ありがたいことこの上ない。
録音状態がいい時などは、吐く息づかいまで感じるほどリアルで、まるで揺りかごの中で子守歌を聴いているような心地よさがある。時にはユーモラスに、またある時はダイナミックに語られるトピックは、こちらの世界の人間に寄り添ったものばかりで、そこにある根幹はいつも一貫している。
動画にはエイブラハム・ヒックスパブリケーションズによる配信以外にも、有志の誰かがアニメ可したものなどたくさんあって、古いものから新しいものまで、公開されている動画は無数にあるようだ。
英語の動画でエイブラハムを聴く
正直言って英語で聞きとって英語で理解できているようでも、いざ日本語訳に置き換えようとすると簡単にはいかない。
実際動画のコメントなどを読んでも、ネイティブでさえ「エイブラハムが言っていることは意味がつかみにくいので、メモして繰り返し聴いている。」とあった。
断片的に動画を視聴するより、系統だって一気に読める日本語訳の「引き寄せの法則」本を読む方が、エイブラハムの教えを理解するのに最短だと思う。
個人的にエイブラハムの動画の教えは「引き寄せの法則」本を読んだ上での、ある程度の素地がない限り、聴くだけで簡単に解釈できるものではない。
この一連の引き寄せ本はヒックス夫妻がエイブラハムの教えのエッセンスをシリーズ化したもので、初心者にも理解しやすい。
それを日本語版にした、名翻訳者の努力の賜物のである一冊、一冊に感謝するばかりだ。自分達の言語システム枠組みの中で、話の筋が通るように訳してもらっていることに。

引き寄せの法則の本質 自由と幸福を求めるエイブラハムの源流 (引き寄せの法則シリーズ)
- 作者:エスター・ヒックス,ジェリー・ヒックス,Esther Hicks,Jerry Hicks
- 発売日: 2008/07/31
- メディア: 単行本
数年に渡って何度も何度も繰り返し、読んでは忘れ・・・ああ。それでもページを開くたびに感動する、自分にとっては宝石より価値があるものになっている。
もちろん、直接エスターを通じてエイブラハムをリアルに感じることができるという、動画ならではの良さもある。
ランダムに視聴しているうちに、エイブラハムの語る専門用語にも多少変化があることに気づく。時代の変化に合わせて、若い人にも受け入れやすいワードを選んでくれていいるのかもしれない。例えば古い配信では聞かれなかった、「ソーシャルメディア」について言及することもある。
「エイブラハム、ついにパンデミックの意味を語る」2020年3月
さてこんな世の中になって、引き寄せの法則フォロワーなら、誰でもエイブラハムの見解を知りたいと思っているだろう。実際に動画で、コロナウイルスを隠語のC-wordなどと、エスターの口から発せられる配信もあった。
それほど多くは語られていないものの、エイブラハムが強調していたのは、
「この世界に「恐れ」ほど恐ろしいウイルスはない!」
ということだった。
病気への恐怖感がさらなる恐怖感を呼び、波動的に言えば、そのような同じ恐怖感を持つ人を、加速度的に引き寄せる悪循環という解釈のようだ。「病は気から」という言葉どおりということか。
他にも例の話題を、”C-Word"と置き換え、聴衆の笑いをとる動画があった。
そのことを語るのはほんの一瞬で、サラッとかわしているのだが、コロナ禍について触れている最新の動画があった。
Abraham-Hicks Publications - Law of Attraction Official Site
「今のこの尋常ではない状況は、これも(ある意味では多くの人が波動の世界に向かって)打ち上げた新しい願望(が招いた結果)ということになる。」
"isolate yourself"
「隔離、"isolate" と言えば私達は、あなた方自身にこの件について批判ばかりする人々や、メディアから距離をおいてほしい。」
「あなた方が(持つ良い波動が)ウイルスの蔓延を、減速させていることは好ましい。」
「あなた方がこれを克服するために、どのように行動するかを見極めるのに良い方法は、波動の現実に本来あるべき自分をチューニング(波動調整)することしかない。」
「それは個々に与えられたチャンス(転機)でもある。あなた方以外の、外の世界に解決してもらうことではない。(あなた方自身が見つけるものだ。)」
「こんな風に考えたことはないだろうか。」「なぜ次々このような病気が我々に襲いかかるのか、なぜパンデミックが繰り返されるのかと。」
「その理由は、ほとんどの人々が解決策に目を向けもせず、ただそのことに抵抗ばかりしているからだ。」
(何かに対して抵抗することは、「嫌だ」、「怖い」などの否定的な感情を伴う。感じ方がすべての波動の現実世界では、「抵抗する」ことは嫌がっていることに意識を向けている波動を出しているのと同じ。)
(望む望まないにかかわらず、それと同じような状況を引き寄せるというのが、エイブラハムの「引き寄せの法則」)
「例え人口の100%の人々がこのコロナウイルスにかかったとしても、あなたが我々の教えを理解しているなら、切り抜けられる。」
「この素晴らしい波動の世界で、本来のあなた方があるべき姿を演じるなら、我々はあなた方に終わりのない「永遠の未来」を約束する。」
「だからできる限り落ち着いて、どんな時にも自分が今、やるべきことを見つけてほしい。」
「そうすればそうするほど、少しでも気分が良くなるような解決策の勢い(の波動)が、あなたの元へやってくる。やがて意図的にフォーカスした世界にいる自分を知るだろう。」
「そのことを心がけていれば、この師(エイブラハムたち)があなた方に頼んだように、常にあふれんばかりの愛と感謝の気持ちで接することで、あなた自身やほかの誰かや全てにとって、高く評価される存在になれることだろう。」
「この世が安寧になるように」などと願わないことだ。そこは常に、そのような世界なのだから。」
ポジティブで純粋なエネルギーの高次元から、この物理的時空ににやってきた私達に、今こそ同調してほしい。(同じものの見方をしてほしい、調和してほしい。)」
「そうすれば、私達と同じ次元に達することができるだろう。」
「この世には、美しくて素晴らしいもの以外何もない。その時はあなた方はもう、単なるヴォルテックス(ソースエネルギー)の延長という存在でなくなるだろう。それ以上にあなた方に満足できるものは何もない。(我々の最上の望みだ)」
直訳ではすんなり理解できないかもしれないが、こんな感じで語られるのがエイブラハムの動画でもある。

理想のパートナーと引き寄せの法則 幸せな人間関係とセクシュアリティをもたらす「ヴォルテックス」 (引き寄せの法則シリーズ)
- 作者:エスター・ヒックス,ジェリー・ヒックス,Esther Hicks,Jerry Hicks
- 発売日: 2010/03/18
- メディア: 単行本
人生の目的とは「波動の解釈」」by エイブラハム
自分は何者で、どんな目的を持って、物理的な体に宿ってここへ来たのかを、大きな視点から理解し、物質世界に存在する目に見えないプロセスと法則を認識し、活用するのを手伝いにきたのが、高次の存在であるエイブラハム達の使命。
つかの間の喜びではなく、永遠に消えることのない実質をともなう、至福の成長体験を味わってもらうことが望みだという。
今のこの状況が意味すること、そしてその打開策は、引き寄せの法則を理解&実践中に各々の人に委ねられているということなのだろう。
「創造のヴォルテックス」の中にいる人、つまりソースにアライメントした人は、そうでない人の何百万人分ものパワーを持つとエイブラハムは言う。
世の中で今起こっていることの肯定的側面を探し、できるだけ早く事態が収束することを祈り、自分を含む世界中の人々が、安らかに暮らす日を思い描こう。
エイブラハムが言うように、こんな自分でも「強い勢いをスローダウンさせる」塵一つのパワーになれるなら本望だ。
別の動画でエイブラハムがこんなことも言っていた。
コロナの影響で「以前はそんなことが実現できることなどありえない」と皆が嘆いていた、地球をとりまく環境が良くなるなど、今あちこちで変化の兆しが見え始めているらしい。
今後は目に見える世界も、見えない世界のどちらにおいても、「変化」を目の当たりにすることになりそうだ。
そして、これから待ち受けている現実に対処していくために、エイブラハムの教えに忠実に従い、いつもヴォルテックスに入っているようチューニングしながら、解決策にのみ目を向けて前進しようと思う。
「あなたならうまくやれる!」
There is great love here for you.Thank you as always, Abraham.