私的空間

エイブラハムの教え セミナー動画の内容と感想などまとめています

エイブラハムならスマホを機内モードにする?コミュニケーション過多に注意

エイブラハムは、私達が普段しているアクション部分のうち、1~2割を、"ease & flow " の状態=リラックスして、自然体でいると良いと言う。

ところが、毎日忙しい私達と言えば、ひっきりなしに考え事をしていたり、喋っていたり、自分の時間の大半を他の誰かとの関わりに費やしているらしい。

人と関わると言えば、SNSが思い浮かぶ。その功罪はこんなところに…。

~印象に残ったセミナー動画を短く~

過度なコミュニケーション

饒舌に長話をする質問者に、エイブラハムが話を遮る:

ちょっと横入り失礼~。悪いが、あなたは喋り過ぎだ。(聴衆笑)

仕事でも、双方向でコミュニケーションを取り過ぎていて、内なる存在の声を聴く暇もないまま、喋ったり、考えたりしている。

先日、休暇でエスター宅を訪れた娘一家の話をしよう。滞在中はあれこれと面白いことをしたり、楽しいひと時を過ごしていた。

彼らを空港に送って帰途につく車の中で、エスターは(亡き)ジェリーの囁きをキャッチした。

「やっと一人になった、やっと一人になった、やっと一人になった」

つまり、やっと自分の思考だけに向き合うようになったのだ。

他の誰かの影響を受けることなく、本当の自分の流れの影響だけ受けるようになった。

皆で食卓についた時、子供も大人も、全員がスマホを手に、スナップチャットをして、インスタグラムをして、メールを打って、「ダダダダダダダダダダッ~」。(文字を入力する様子)

誰も、内なる存在の声を聞いていなかった!

しかも誰も、お互いの話さえ聞いていなかった!

これはエスター一家だけに限らない。誰もがそうだと言っているのだ!

世界全体が、他の誰かとのコミュニケーションを切望している!

そんな調子では、内なる存在が告げようとしていることを聞き取れないよ。

我々がもし、あなた達の世界にいるなら、スマホから時々は離れるだろう、いやほとんどの時間、離れるだろう。

機内モードにして、せいぜい一時間ごとチェックするくらいだろう。

我々なら、他の人が自分に頼らないように言い聞かせる。

「自分との真のつながりであるリソースを活用して、楽しむつもりだ」と周りに明言するだろう。

本当にたくさんの人々が必死なほど、互いに関わり合いたいと思っている。

もしそこで、インスピレーションが得られるなら素晴らしいことだ。

反対に、ただ空虚さを埋めるために、誰かと関わろうとするなら、バランスを乱す。この意味がわかるかい?

あなたの携帯は、クライアントからの電話が鳴り過ぎるのではないのかい?

誰かを喜ばせようとするのは虚しい

~別動画より~

他人の意見や考えに囚われていると、自分に訪れるかもしれない多くのチャンスを逃すことがある。

あなたは、他の人に対してではなく、内なる存在と波動調整をしなくてはならない。

それが無条件の愛というものだ。

無条件の愛とは、条件付きでない愛であり、純粋エネルギーと波動振動を調整すること。

条件付きの愛とは、あの人、この人、その人など、他の誰かを喜ばせようとすること。

例え彼らが自分が誰であるか、何を望むかをはっきり知っていたとしても、はっきりさせておかないといけないよ。

だが彼らのたいていはそうじゃない。要求が多くて、「これをすべきだ」、「努力すべきだ」~などと言う人達ばかりだ。

(条件付きの愛のもとで、自分以外の誰かを喜ばせようとすると相手の反応に一喜一憂する。他人の視点を通して世界を見ることになるので、良い気分になれるかどうかは相手次第となり、疲れやすく虚しい)

最後に

同じテーブルにつきながら、それぞれがスマホを見ているシーンへの指摘は、耳が痛かった(笑)。

とは言え、今の時代、SNS抜きで語ることはできない。

極上の楽しみを与えてくれる投稿や交流、波動の高そうな集まりやトピックが、SNS上にも存在するので、エイブラハムが語っていたように、何かインスピレーションや良いものが得られるなら、有意義なのだと思う。

けれども、たいていの場合は、よく言われる、"Everybody's talking, nobody's listening”で、それぞれが「私が~」「僕が~」という承認欲求をしていて、他にはあまり耳を傾けなかったりする。

注意すべきは、その種の関わりの中で、他の誰かの思考の影響を受けてしまうこと。

エイブラハムによると、自分の思考だけでものを考え、行動している人の方が少ないのだと言う。

見えない所では、思考の河の流れのようなものの存在があり、気をつけないと、他の誰かの思考のスピンオフ(派生物)を受けとってしまう。

多くの人がそれらにフォーカスし、影響を受け、同じような思考を受け入れてしまっているとのこと。

またエイブラハムの、「世界全体が、他の誰かとのコミュニケーションを切望している!」の語気には、クレイジーというニュアンスさえ、含まれていた気がする。

空虚さを埋めるためだったり、自分でなく、他人にアピールするためのSNSとは見切りをつけ、内なる存在との時間をもっとたくさん取りなさい、という戒めだった。

時空の現実世界は、波動のカオスでもある。だからこそ機内モードのような、コミュニケーション遮断の時間をとることが必要なのかもしれない。

出典元:エイブラハム・ヒックスパブリケーションズAbraham-Hicks Publications - Law of Attraction Official Site

mementmori.soboku.jp