■【お知らせ】過去記事のエッセンスを再発見するかたちで、新しいスタイルの短文を綴っています。
■ 日常生活で迷いながらも、アライメント(思考の調整)を実践していく姿に、そっと寄り添うようなストーリーにしました。
■エイブラハムの教えで大切なポイントを、ふと思い出すきっかけになれば幸いです。最後に要点と元の記事リンクも添えています。

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駅のホームに立ち、実家行きの電車を待つ。連休の帰省。
静かに広がる不安。
母が口にするであろう、あの決まりきった言葉。
「彼氏はまだ?」「いい人紹介してもらったら?」
もどかしさと違和感に心がざわつく。
三十二歳。キャリアは順調。
でも母の目には、それだけでは足りないらしい。
前回の口論が頭をよぎる。
「あなたの幸せを思って言ってるのよ!」
反論できず、ただ黙り込んだ自分がいた。
午後発のせいか、車内の乗客はまばら。
二人掛けの座席にひとり、窓際でゆったりとした時間が流れていく。
電車に揺られながら、エイブラハムのフォーカスの輪を試してみよう。
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ノートを取り出し、まず素直な気持ちを書く。
「母は私の人生を理解していない。プレッシャーをかけるばかりで、現状を認めてくれない」
次に望む状態を書く。
「ありのままの私を受け入れ、信頼し合える関係でありたい」
円を描き、外側は十二等分する。
母との関係の肯定的な側面を探るワーク。
最初は筆が進まないけど…。
①母は変わらないだろう。今日明日、解決する問題でない。
②離れても、時々は連絡を取り合っている。
電話やLINEでは、その話をしてこないからまだマシ…。
③ 一人暮らしの私に、季節の野菜を送ってくれる。
④子供の頃から、私の夢を応援してくれた。
⑤私の成功を誰よりも喜んでくれる。
母の笑顔が浮かぶ。昇進の報告をした時の嬉しそうな声。
電車は郊外へ。窓の外の景色が変わるように、心の中の風景も少しずつ変化していく。
⑦私のことを愛してくれている。
⑧ 結婚を急かすのも、私の将来を案じてのこと。
⑨ 母も年頃のとき、同じ不安を感じていたかもしれない。
その視点は考えたことがなかった…。
⑩ 母娘の関係は、これからも変化し、成長していける。
⑪私の選択を、最終的には尊重してくれるだろう。
⑫どんな言葉を投げかけられても、母への愛が揺らぐことはない。
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最後の一文を書き終えると、最寄り駅に到着。
玄関のドアを開けると、母の「おかえり」が聞こえる。
また色々と聞かれても、今日は静かに答えられそうな気がする。
「まだよ。でも焦らずに、自分の人生を大切に生きてるところ」
言葉の奥にあるのは愛情…。
理解できなくても、そこにあるものを感じる余裕。
小さな円が、少しだけ二人を近づけた。
今日のあなたを悩ませている関係性。12個のポジティブな視点を見つけられたら、何が変わるでしょうか?
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✔キーポイント
🔍フォーカスの輪の目的は、少しでも楽になれる思考を書くことで、自分の中に生じている抵抗を一掃して、高い波動へ調整、転換させること。
🔍本当の自分(内なる存在)なら、どんな風に感じるかという視点から書く。 自分の中から自然にあふれ出てくる言葉だけ書くこと。努力して書かない。
🔍12箇所書き終える頃には、気持ちが晴れ晴れしてくる。
✍️この話のベースとなったエイブラハムの教えは、下記にもう少し詳しく書いています。↓↓
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▶よろしければ他のフォーカスの輪ストーリーもどうぞ #感情の円‐12の肯定がつなぐ新たな関係 【フォーカスの輪・仕事】
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■この内容はエイブラハムの教えにインスピレーションを受け、私自身の解釈で綴ったエッセイ風の二次作品です。無断転載やAI学習利用はご遠慮ください。
詳細については、書籍や公式サイトをご参照ください。公式サイト:https://www.abraham-hicks.com/