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熟睡できる方角は?古代エジプトの大神官が解き明かす「北枕」の効用『イニシエーション』より

なんとなく「北枕は良くない」と昔から言われる。北枕とは北の方角に頭を向けて寝ること。

ところが『セスは語る』では、セスがバッツ夫妻に北枕で寝るように指示していて、そのことがずっと気になっていた。

最近読んだ本の中で、北枕の効用を説く教示を見つけたので書き留めておく。エリザベス・ハイチさんという女性が、古代エジプトで王妃で神官だった過去世のビジョンを語る自叙伝、『イニシエーション』。

ピラミッド建立の秘密を含め、ほぼ神としか思えない人物から伝授された宇宙の智慧の数々が記されていてかなり面白い。

最初は『セスは語る』の紫上はとる女史の名翻訳に触れたくて、軽い気持ちで読み進めたのだけれど、古代エジプトに実在したと思われる大神官が教示する内容は驚嘆するものばかりで、夢中になって一気に読んだ。

結論から言うと、「北枕」が一番熟睡できる。

記事ではその理由を大神官のプタパホプテの言葉を借りて紹介する。古代エジプト、ピラミッドの神秘に畏敬の念を感じる人や、スピリチュアルに理解がある方にご一読頂きたい。

神の四つの顔について エリザベス・ハイチ著『イニシエーション』より

より引用させていただきました

方角の説明の前に「神の4つの顔」について。古代エジプトで大神官だったプタパホプテによると、ピラミッドに表されるように原初の状態で安らいでいる神性は常に「正三角形」として表現されるという。そして神は「三の中の一」であり、「一の中の三」でもある。

基本の数字「1」が三つの相に分かれるとき、すなわち顕在化されていない状態から顕在化が起こるとき「3の中の1」は「1と3」になって「4」が生まれる。

正三角形がそうであるように、「1つ」の三角形には「4」の可能性が内包されているという。

神性は正三角形http://kurihara.sansu.org/sugaku/013.html

ちなみに『セスは語る』のジェーン・ロバーツは、チャネリング中のトランス状態で三角形の作用を受けていたらしい。ジェーン:「だから超能力者はよくピラミッド型のことを話すのね」

その際のエネルギーを含んだ三角錐の様態は送気管を形成して、直線としてのエネルギーを集約したまま保つことができるとのこと。 このように三角形には、人智を超えた神秘的な何かが潜んでいるようだ。

「1と3」から生まれた「4」はそれぞれ異なっていても、その流れは1つから生じて、あたかも楽園の中心から湧き出すように、天地に4つの方向に放射される。

この神の4つの法則は、森羅万象の全てのもの中に存在しているとのこと。大気の流れである風には、特にこの4つの特徴がはっきりあらわれているそうだ。

大神官プタパホプテ: どうして地上の同じ場所で発生した風が、鎮静作用のある冷たい風となって湿気や雨をもたらしたり、逆に刺激作用のある暖かい風となって乾燥させたりするのだろう? 

「それはひとえに風向き、すなわち空気の流れる方向によって決まるからだ」  

例えば今いる場所で風が発生して、私たちが暖かく感じていたとする。けれどもこの風が今度は南に向かって吹くと、ここから南の土地にいる人にとって風は「北風」となって冷気をもたらす。

風向きと神の四つの法則

北の顔=火のような性質で活性化をもたらす(このため南風は生きものに、新しい生命を宿すための熱と刺激を与える)

西の顔=涼しい空気のような性質であらゆるものに動きをもたらす(このため東風は爽快で、再生をうながす)

東の顔=水のような性質で水分やしめり気を帯びている(このため西風は重さ、不活発、暖かさ、湿気、雨をもたらす)

南の顔=冷たい地面のような性質(このため北風はあらゆるものを固め、収斂させ、結晶化と物質化をうながす=冷却と、神経の鎮静化)


神の顕在化したこの四つの顔のうち、もっとも重要なのが最初の、「北の顔」

それ以外の現れである顔もすべてこの火の顔、北に左右される。「北の顔」が持つ火の性質次第で、気候の寒暖暑涼が決まる。

つまりメインの「北の顔」の放射によって一定の状況が生じるということだ。

北風は冷たく乾燥し、鎮静化させて麻痺させる作用がある。多くの地域で、北風は水を石のように固く凍らせてしまう。

南風はつねに熱をもたらし、触発し、活性化させる作用がある。

東風は涼しく、よみがえらせる作用がある。  

西風は暖かさと湿気をもたらし、多くの地域で雨を運んでくる。疲労と眠気をさそう作用がある。

北向きに寝ると熟睡できる理由「人を霊性へと導く」

以上のことから北向きに寝るのは理に適っていて、生命体の流れが最も良く循環するというのだ。

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大神官プタパホプテ:「南北に体を横たえるとぐっすり眠れるのはなぜだろう?」

どうして動物はみなそのように横になるのだろうか。どうして鳥の巣やアリ塚までが南北方向につくられているのだろう。

動物はその理由を知らなくとも、北から放射される鎮静化の流れと、南から来る活性化の流れをきちんと識別することができるからだ。

動物たちは本能的に、南北方向に営巣したり眠ったりすると、生命の流れがもっともよく循環することをわかっているのだ。

人が神につながりたくて祈るときは、南や西でなく、必ず北か東を向くべきだといわれる理由も、じつはここにある。 人を霊性へと導く力は、北と東の方角から来ている。

それに対して南や西に見いだされるのは、意識を肉体的な本能と同一化させるような刺激である。

動物が本能的に知っているとはなかなか説得力がある。調べてみると蟻塚は南北に細長い形をつくるため、その向きを見れば方位が判断できるところから、磁石シロアリとも呼ばれているらしい。

いわゆる頭寒足熱が健康に良いのは実感するところ。大神官プタパホプテが教える通り北は頭を鎮静化し、南は足を温め身体を活性化するからだろう。

方角に関しては中国の古代思想に「天子は南面す」がある。皇帝は南に面して君臨するというもので、不動の存在である北極星を中心に見立てたものとのこと。臣下は北向きに君主を拝顔する。

実際に日本の神社の拝殿は南向きに建てられているところが多く、それは北向きに神様を参拝するためだとか。

風水でも気は、北から南に流れると考えられているようだ。

他にも地球の磁場は北から南に流れており、その磁場エネルギー流れに沿って眠ると疲労が取れ、目覚めが良くなるという説もあった。

根拠が曖昧な「北枕は縁起が悪い」

日本で「北枕は縁起が良くない」とされるのは、どうやら亡くなった人の頭を北向に寝かせるという理由があるだけで、他に明確な根拠はないようだ。仏教の方では北の方角を神聖な向きとして捉えているらしい。

スピリチュアルが苦手な人でも神仏を崇める人なら、少なくとも北枕の方が良いことが納得できるかと思う。

もし住宅事情が許さない場合は、せめて東向きに寝る方がいいということかもしれない。

もちろんどんな向きでもぐっすり眠れている人は問題ないけれど、もし今熟睡できていないと思うばら、試してみてもいいかと思う。

今回はたまたま『イニシエーション』から、生命の流れがよくなる寝る向きについてとりあげた。

この本は著者のエリザベス・ハイチさんのように繰り返し同じ夢を見る人や、テレパシーで意思伝達するような古代エジプト時代の神秘について興味がある人におすすめの、かなり読み応えある一冊だった。