スピリチュアル・アウェイクニング中の人が、特定の集まりで自分だけが浮いているように感じたら…。
何もしていないのに、そこにいる人たちから妙に避けられる理由は何なのか。
そんな時はエイブラハムの次元から見ると、一体どんなことが起こっているのか。
気づきが進む中で周りの人からの疎外感に悩んだ時は、この動画のエイブラハムの教えが役立つかもしれない。
出典元:エイブラハム・ヒックスパブリケーションズ
Abraham-Hicks Publications - Law of Attraction Official Site
内容は動画から一部抜粋、意訳しています
波動の違う人と接する場面で起きていること
質問者はエイブラハムの教えに忠実な若い男性。特定の部分だけがどうしても克服できないと打ち明けた。
男性:「自分の第一印象はどうも良くないようです。バックパック旅行でユースホステルに泊まると、そこに滞在している人たちから避けられるんです。どの旅先でも同じことが数年続いてます」
エイブラハム:「まず全ての人が自分が持つ波動の周波数の中で、それぞれの思惑で生きていていることを理解し直しなさい。」
「次にその場で何が、君に起きていたか教えてあげよう」
「違う波動で生きている彼らは、ソースエネルギーとアライメント(同調)した君のような人を前にすると、何をどうしていいかわからなくなる」
「もちろん彼らにはそう見えていない。でも無意識に、ちょっとだけ煩わしく感じるんだ」
「そんな人たちと仲良くするには、君は自分の波動レベルを彼らに合わせないといけない(波動を下げる)」
「波動が高い君が彼らに迎合しようとすると、君とソースとの間で不協和音が鳴る。だから気分が落ち込んだのだよ」
波動的な外見
「第一印象が良くないだって?我々から見た君がどんな姿なのかを教えてあげようか。身体的ではなくて、波動的な外見という意味でね。」
「あのね、宇宙の法則を理解していて、ソースとアライメントしている君は光輝いているんだよ!」
「この部屋に入ってきた時すぐに気づいたほどだ。それなのに[抵抗]があったようだから、今日この席へ呼んだのだ」
「君はアライメントから少し離れてしまっていた。問題はその人たちが君を受け入れる、受け入れないかということじゃない。ソースエネルギーと君の間の不調和が原因なんだよ」
「だからもうこんな些細なことに惑わされずに、一歩先を進むべきなんだ。本当はここでこんな風に、報告したかったんだろう?」
エイブラハムの言葉:
「エイブラハム、僕はバックパックの旅をしたいです。本当の自分とアライメントしながら、行く先々ですべての物事や人を活気づけるような、輝く存在になりたいのです」
「誰かに気落ちさせられるのではなくて、逆に自分こそが出逢う全ての人にパワーを与えたいのです」
男性:「その通りです。安定しなきゃダメですね」
エイブラハム:「君の悩みはちょっとした思考の癖が、引き寄せの法則によって繰り返されたせいだっだと分かったかな?これを教訓に宇宙の法則と、感情のナビゲーションシステムについておさらいしなさい」
「実際、彼らなんて取るに足らないことを話しているだけなんだ。大事なことが何かを知ろうともしないでね。でも深いレベルでは彼らだって、君のようになりたがっていることを理解してあげなくちゃいけないよ」
エイブラハムの「汝の敵を愛せよ」
そしてこのあとエイブラハムが唱える「無条件の愛」が登場してハッとする。条件付きでなく、無条件で物事や人を見るという教えのことだ。
エイブラハム:「さあ、そうやって思考をリラックスして、修正した後はもう同じようなことは起こらなくなるはずだ」
「それに君のような高い波動の人なら、たとえ他の人が君を愛さなくても、君は彼らを愛すべきなんだよ」
「彼らは彼らの人生を好きなように懸命に生きている。それはそれで賞賛しなさい」
「君はブレイクスルーできるだろう。そのレベルへ達したら、もう彼らのような人たちとは同宿しなくなる」
「なぜなら君と交流するために、彼らは君の波動レベルに合わせないといけないからだ。ソースエネルギーの流れに同調している人は、そうでない人の何百万人分のパワーがあるからね」
引き寄せの法則は、似た存在同士を惹きつけ合う。あるレベルに達すれば、波動が違う人と出会うことはないとエイブラハムは教えている。
さて実はエイブラハムに「波動的に突出して、光輝いている」と褒められまくりのこの男性は、12歳の時に両親からエイブラハムの『サラとソロモン』を与えられて以来、長年エイブラハムの教えを実践してきた人だった。
なるほど…。
それにしても、これくらいアウェイクニングした人でもつまづくことがあるとは、ある意味でホッとした。
最後に「僕の後ろに道はできる」
今回の例のように、スピリチュアル的にすでにアウェイクニングした人でさえ、外側で起こる出来事に少なからず振り回されることがあると分かった。
その原因としては私たちが、とかく「今起きていること」に目を向けやすいからと、エイブラハムは戒めている。
アウェイクニングとは、大学の卒業証明証書のように一生有効なものではないとエイブラハムは言う。
つまり悟りとは「修練の状態」を指すらしく、どれだけ気づいていてたとしても、いつも感情のガイダンスシステムに従い、本当の自分、すなわちソースから離れないようにアライメントの維持が必要のようだ。
そしてアウェイクニングの最終段階で、必ずクリアすべき課題が「汝の敵を愛せよ」。
エイブラハムの教えを動画で聴いているうちに、自分を良く思わない人がいたら、いっそのこと愛でもってその人を迎え入れる方が、ずっと簡単にブレイクスルーできる方法のような気がしてきた。
人間関係に悩むことほど気落ちすることはない。だから仮に誰かが攻撃してきたとしても、反撃せずに相手を愛したらいいのだ。
迎合などする必要はない、ただ受け入れるだけでいいということを学んだ。
アウェイクニング前でも後でも皆、迷い傷つきながら、自分の目の前に果てしなく続く道を進んでいるようだ。
ネガティブ感情が沸き起こったら、その都度軌道修正する。その繰り返しこそが修練で、この世に生を受けた目的と自分の生きる道なのかもしれない。
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ…