スピリチュアル・アウェイクニング中の人が、特定の集まりで自分だけが浮いているように感じたら…。
何もしていないのに、そこにいる人たちから妙に避けられたとしたら…。理由は何なのか。
エイブラハムの次元から見ると、一体どんなことが起こっているのか。
気づきが進む中、周りの人からの疎外感に悩んだ時は、この動画のエイブラハムの教えが役立つかもしれない。
出典元:エイブラハム・ヒックスパブリケーションズ
Abraham-Hicks Publications - Law of Attraction Official Site
Abraham Hicks 2020 - When You Do This They Will Come To Your Level - YouTube
内容は動画から抜粋、まとめたものです
波動の違う人と接する場面で起きていること
質問者はエイブラハムの教えに忠実な若い男性。特定の部分だけがどうしても克服できないと、打ち明けた。
男性:「自分の第一印象はどうも良くないようです。バックパック旅行でユースホステルに泊まると、そこに滞在している人たちから避けられるんです。どの旅先でも同じことが数年続いてます。」
エイブラハム:「まず、全ての人は皆それぞれが持つ波動の周波数の中で、それぞれの思惑で生きていていることを理解し直しなさい。次にその場で何が君に起きていたか教えてあげよう。」
「違う波動で生きている彼らは、ソースエネルギーとアライメント(同調)した君のような人を前にすると、何をどうしていいかわからなくなるんだ。」
「もちろん彼らにはそう見えていない。でも無意識にちょっとだけ煩わしく感じる。」
「そんな人たちと仲良くするには、君は自分の波動レベルを彼らに合わせないといけない。(波動を下げる)」
「波動が高い君が彼らに迎合しようとすると、君とソースとの間で不協和音が鳴る。だから気分が落ち込んだのだよ。」
波動的な外見
「第一印象が良くないだって?我々から見た君がどんな姿なのかを教えてあげよう。身体的ではなくて、波動的な外見という意味でね。」
「宇宙の法則を知り、ソースとアライメントしている君は光輝いているんだよ!」
「この部屋に入ってきた時すぐに気づいたほどだ。それなのに「抵抗」があったようだから、今日この席へ呼ぶのを待っていた。」
「君はアライメントから少し離れてしまっていた。問題はその人たちが君を受け入れる、受け入れないかということじゃない。ソースエネルギーと君の間の不調和が原因なんだよ。」
「だから君はもうこんな些細なことに惑わされず、一歩先を進むべきだ。本当はここでこんな風に、報告したかったんだろう?」
エイブラハムの言葉:「エイブラハム、僕はバックパックで旅したいです。本当の自分とアライメントしながら、行く先々ですべての物事や人を活気づけるような、輝く存在になりたいのです。」
「誰かに気落ちさせられるのではなく、自分こそが出逢う全ての人にパワーを与えたいのです。」
男性:「その通りです。安定しなきゃダメですね。」
エイブラハム:「君の悩みはちょっとした思考の癖が、引き寄せの法則によって繰り返されたせいだっだと分かったかな?これを教訓に宇宙の法則と、感情のナビゲーションシステムについておさらいしなさい。」
「実際、彼らなんて取るに足らないことを話しているだけなんだ。大事なことが何かを知ろうともしないでね。でも深いレベルでは彼らだって、君のようになりたがっていることを理解してあげなくちゃいけないよ。」
エイブラハムの「汝の敵を愛せよ」
さて次に、エイブラハムが唱える「無条件の愛」が登場してハッとする。条件付きでなく、無条件で物事や人を見るという教えのことだ。
エイブラハム:「さあ、そうやって思考をリラックス、修正した後はもう同じようなことは起こらなくなるはずだ。」
「それに君のような高い波動の人は、他の人が君のことを愛さなくても、君自身は彼らを愛すべきなんだよ。」
「彼らは彼らの人生を好きなように懸命に生きている。それはそれで賞賛しなさい。」
「君はブレイクスルーできるだろう。そのレベルへ達したら、もう彼らのような人たちとは同宿しなくなる。」
「なぜなら君と交流するために、彼らは君のレベルに合わせないといけないからだ。ソースエネルギーの流れに同調している人は、そうでない人の百万力なのだから。」
引き寄せの法則は、似た存在同士を惹きつけ合う。波動レベルが違う人と出会うことはない。
実はエイブラハムに「波動的に突出して、光輝いている」と褒められまくりのこの男性は、12歳の時に両親からエイブラハムの『サラとソロモン』を与えられて以来、長年エイブラハムの教えに忠実な実践者だった。
なるほど…。
それにしても、これくらいアウェイクニングした人でもつまづくことがあるとは、ある意味でホッとした。
最後に「僕の後ろに道はできる」
今回の例のように、スピリチュアル的にすでにアウェイクニングした人でさえ、外側で起こる出来事に振り回されることがあると分かった。
その原因としては私たちが「今起きていること」に目を向けやすいからとエイブラハムは戒めている。
アウェイクニングとは、大学の卒業証明証書のように一生有効なものではないとエイブラハムは言う。 つまり悟りとは「修練の状態」であると言うのだ。
本当の自分、すなわちソースエネルギーから離れないように、どんな時も自分を保持し続ける努力が必要になる。
そしてアウェイクニングの最終段階で、必ずクリアすべき課題が「汝の敵を愛せよ」。
エイブラハムの教えを動画で聴いているうちに、自分を良く思わない人も愛するということは、些細な人間関係に悩むよりも、ずっと簡単にブレイクスルーできる方法のような気がしてきた。
仮に誰かが攻撃してきたとしても、反撃せずに相手を愛したらいいのだ。
迎合などする必要はない、ただ受け入れるだけでいいということを学んだ。
アウェイクニング前でも後でも皆、迷い傷つきながら果てしなく続く道を進んでいる。
ネガティブ感情が沸き起こったら、その都度ソースにアライメントすべく軌道修正する。その繰り返しが修練で、最終の悟りへ至る道なのかもしれない。
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ…