自分のしていることが「幸せだ」と感じると、たとえお金をたくさん持っていなくても自分は成功していると感じるものです。
つまり自分がしたいことをするのに必要なお金さえあれば、他人と比較してお金持ちでなくても、それは成功していて幸せだということになるのだとバシャールは言います。
それなのに、観念のトリックには、
「社会が期待している成功のロールモデルと、自己の境遇を比べさせるという厄介なトリック(騙し)」があるようです。
全ての煩悩は他人と比較することから始まるものです。
さらによくないことには、観念のトリックには成功のロールモデルにとうてい近づけない」と悲観して、はなから挑戦するのを、やめさせてしまう力さえあるということです。
バシャール・ペーパーバック3―ワクワクするとき、ひとはもっとも多く学ぶ (VOICE新書)
- 作者: バシャール,ダリル・アンカ,関野直行
- 出版社/メーカー: ヴォイス
- 発売日: 2003/02/01
- メディア: 新書
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芸術家の例を挙げます。
もし一人のアーティストが、有名になれず自分に作品で高額の収入を得られなかったとしても、彼が絵を描くことで幸せな自分を感じていれば、それだけでその人は、ある種の成功を収めていることになるかもしれないのです。
「幸せを感じられることをしていて、自分の情熱とワクワクをさらに拡大していける現実があれば、すなわちその人は成功しています。」
思い出して下さい。
バシャールの幸せの定義
「自分がやりたい時にやりたいことをやれる能力があること」
That's all.
「はい、それだけです。以上。それ以外にはなにもありません。」
バシャールはそうあっさり言ってのけます。
毎瞬毎瞬ワクワクすることをやる。
ワクワクはオールマイティーな方法なのです。
望むものを手に入れたり、幸せへ至る道の解決方法ということ。
すなわちその瞬間、瞬間において、自分の前にある選択肢の中で一番ワクワクするものを選ぶということです。
理由:どんなささやかなワクワクであれ、自分の情熱とワクワクする心で行動をおこすと、それがさらに、より多くの別の情熱とワクワクにつながる糸となるから。
その糸がさらにどんどん太くなり、織り目を増しつつ、拡大成長していくのだそうです。
そのように行動すれば自分が情熱を持てるような、よりたくさんのチャンスや物質的状況が引き寄せられてくるのだと・・・。
オールマイティー・キット
=ワクワクに従って生きること
「それが全ての問題解決方法であり、あなたは必要なもの全てを手に入れることができます。」
バシャールのいうワクワクとはこういうことだと私は捉えています。
もちろん自分にとって無理のない範囲でネガティブな観念を一つづつ外しながらです。
成功のロールモデルやイメージにもう騙されないでいたいもの。
不安や恐れよ、こんにちは。教えに来てくれてありがとう。まだこの観念が自分に残っていたと知らせてくれましたね。
全ての物質次元で起きている現象は実体がなく、ただの幻想。
それなのにまた巧みに信じ込まされていました。